はじめに

こんにちは、元不登校のマイマイです。
今回は、「なぜ子供は不登校になるのか」と題しまして、不登校を経験した私の実体験を基に、不登校になる理由、不登校の人に対する接し方など、不登校について詳しく書いていきたいと思います。
不登校本人、不登校の親にはたくさんの不安や心配があると思います。
私も当時、いろいろな悩みや両親との摩擦によって不安に押しつぶされそうなことが多々ありました。
しかし、今はとても充実した後悔のない生活を送れております。不登校であることに絶望する必要も、過度に不安になる必要もありません。
正しい考え方と綿密な人生設計が人生をより充実したものに変えてくれるはずです。
私の記事がその不安を少しでも和らげ、よりよい未来に繋がることを願って書きますので、ぜひ最後までご覧ください。
不登校になる原因と対策
不登校とは独立した一つの原因ではなく複合的な原因によってなることが多く、私もそうでした。
私が不登校になった原因を一つ一つ考え、対策することによって
いきなり登校することができるようになるということはなくとも、一歩一歩より良い未来に近づけるようになると思います。
それぞれ、どのような理由で、どのような対策が考えられるのか。
1つずつ考えていきたいと思います。
理由:人間関係
おそらく、学校が億劫になる理由で最初にあげられるのが人間関係ではないでしょうか。
人間関係は繊細であり、様々な人が苦労し、乗り越えてきたものでしょう。
しかし、どうにもならないと思ったら、限界を迎える前に自分から退避することも重要です。
その手段として、不登校になるというものがあると思います。
いじめや喧嘩、先生との対立といった学校内での人間関係の問題から、
親との対立、兄弟間の対立などの家族内での人間関係の問題まで、幅広くいろいろな人間関係のトラブルがあり、それらの1つの解決策として不登校になっているのだと考えています。
イジメの回避、解決だけに焦点を当てた記事はこちらからご覧ください。
学校内の人間関係
まず、学校内での人間関係はどのように解決すべきでしょうか。
実はこの学校内での人間関係は一番解消しやすい問題であると思います。
その方法の一つとして、転校が挙げられます。
転校はさまざまなコストや労力を伴いますが、不登校の解消というメリットを考えると、選択肢の一つになると思います。
学校のなかで起こる問題として完結している場合は、その問題をリセットすることで不登校が解消されるかもしれません。
しかし、注意しなくてはならないのは、先にも書いた通り、不登校は多くの場合複合的な理由でなるものです。
そのため、学校内でのトラブル以外の問題も抱えている不登校の子供にとっては、転校という急激な環境の変化で、悪化してしまうおそれもあります。
すべてのことに言える話ですが、親だけで考える、子供だけで考える、というのは得策ではありません。
親子で現状の問題点などを冷静に話し合えることが理想であると思います。
子供が自分の人生設計を決め、親がそれを補助する形がいいのではないでしょうか。
子供は親が思う以上にいろいろなことを考え、いろいろな思いを持っています。
くれぐれも、心配をかけすぎて関係に摩擦を生まないように注意してほしいです。
家庭環境の問題
次に家庭環境によって不登校が起こっている場合を考えてみます。
親子での対立、摩擦がある場合は、まずは話し合いの機会を設けるべきでしょう。
もう何回もその機会を設けたが失敗に終わっている!
こういう声が聞こえてきそうですが、いくつかの注意点があります。
まず、不登校本人やその親は、精神的な余裕を保てていないことが多いので、話し合いでついついどちらかがヒステリックになってしまったり、どちらも冷静でいられなくなってしまったりすることがあるのではないでしょうか?
親の立場では、何も考えていないように見える子供に対するいら立ちや焦りなどからついつい強く言いすぎてしまう。
本人の立場では、考えていることがあるにも関わらず、無駄に焦らされているようでいらだってしまう。
このようなすれ違いがあるのではないでしょうか。
建設的な話し合いを進めるためには両者が冷静になることが不可欠です。
一度、一歩引いて相手の気持ちを第一に優先すべきであると思います。
話し合いは、相手に黙って録音しておくというのも、ひとつの解決策としていいと思います。
話し合いの最中は冷静でいられたと思っていても、あとで見返すとヒステリックになってしまっていたということも十分考えられますし、
録音は、自分の気持ちを整理するために聞き返したり、相手の気持ちをより深く理解するために聞き返したりして使うこともできます。
家庭環境の問題で、不登校の要因につながるもう一つのパターンがあります。
それは、虐待や育児放棄などです。
不登校本人がこれに対して行うアクションはいち早く通報を行うことです。
189 児童相談所虐待対応ダイヤル
0120-0-78310 24時間子供SOSダイヤル
0120-007-110 こどもの人権110番
少しでも虐待であると感じたら相談すべきです。
そして、不登校の親としてご覧の方は、今一度自分の言動が虐待に当たらないかを考えてみてください。
手を出すことはもってのほかですが、育児放棄や、言葉による暴力も虐待にあたります。
心当たりがすこしでもあるなら、速やかに改善すべきです。
理由:見えない病気や障害
人間関係の問題を抱えていない、もしくは人間関係の問題を抱えているようには見えない場合、目に見えない病気や障害がある可能性が高いです。
また、人間関係の問題を抱えやすいこと自体が病気や障害である可能性も十分に考えられます。
私は発達障害のADHDを持っていると、18になり一人暮らしを始めてから行ったメンタルクリニックにて、診断を受けたことで知りました。
それまでは、障害を持っているにもかかわらず、健常者と同じように扱われていたため、さまざまな困難が理解されませんでした。
そのような苦悩を可視化して例えるなら、足が生まれつき不自由なのにマラソンを走らされているようでした。
正しく見えない病気や障害を把握し理解することで、医学的なサポートにつなげやすくなります。
以下が主に不登校につながりやすい見えない病気や障害です。
もし、心当たりがある方は、速やかに精神科、心療内科を受診することをおすすめします。
発達障害
発達障害は脳の機能に生まれつき障害がある病気です。
自閉スペクトラム症(ASD)
- 集団行動が極端に疲れる
- 人との距離感や会話の流れをつかみにくい
- 感覚の過敏(音・光・匂いなど)
- 予定変更や曖昧な指示への強い不安
注意欠如・多動症(ADHD)
- 授業に集中しづらい、課題を忘れやすい
- 衝動的な発言や行動
- 周囲とのトラブルが起きやすく、自己否定感を抱きやすい
学習障害(LD)
- 読み書き・計算など、特定の分野で極端に苦手さが出る
- 努力しても成果が出にくく、学校生活への意欲が低下する
精神的な疾患、心身の病気
起立性調節障害(OD)
- 朝起きられない、立ち上がるとふらつく
- 午後になると比較的元気になる
- 「怠けている」と誤解されやすい
慢性疲労症候群(CFS)
- 十分な休養を取っても強い倦怠感が続く
- 集中力低下や頭痛、微熱などを伴う
- 体力が持たず、登校や長時間の活動が難しい
感覚過敏症(感覚処理障害)
- 教室のざわめきや蛍光灯の光などが強い苦痛になる
- 服のタグや温度の変化に過敏
- 学校環境そのものがストレス源になる
その他、様々な見えない病気や障害があるため、素人目で見て、「うちの子は大丈夫」「ふつうそう」「元気そう」などと決めつけることなく、一度受診してみることを強くおすすめします。
私自身も障害を正しく認識し、投薬と対策を行うことで、生活が改善し、受診してよかったと思っています。
親がすべき行動・NG行動
これまでを包括して、不登校の親はどのように行動すべきなのか、またどのような行動はしてはいけないのか、まとめてみたいと思います。
- 自分の行動を振り返る
- 話し合いの機会を作る
- 受診を提案する
自分の行動を振り返る
これが一番大切だと思います。
不登校は子供だけの問題であると考え、自分の問題に気づけていない、という状況になっていないか確認しましょう。
不登校になり、未来に対し不安や焦りを持っている本人に対し、厳しい言葉や焦らせるような言葉をかけてはいませんか?
学校へ行くことのメリットを無理やり作り出したり(物を買い与える約束をする等)、
学校へ行かないことで罰を与えたり(ゲーム機を没収する、ネット回線を切る等)をしていませんか?
身体的な暴行、精神的な暴行、無視などの虐待を行っていませんか?
学校に行くのはみんなができる簡単なことのはずなのに、それすらできなくなるくらい衰弱した人に、厳しい言葉や焦りの言葉はご法度です。
そして、物を買い与えたり、または没収したりなど、見え透いた魂胆で行動をコントロールしようとしても、それらがうまくいくことは確実にありません。
なぜなら、本質は学校に行きたくないことであり、学校に行く理由が見当たらないからではないからです。
それらの浅はかな行動は、親子間の信頼関係を深く傷つける行為なのでやめてください。
虐待とは、行っている側は気づきにくいものです。
自分の行動を振り返り、本当に虐待に当たる行為がなかったのかを振り返ることが大切です。
話し合いの機会を作る
話し合いは何より効果的な意思疎通の手段です。
しかしながら、意思疎通を正しく行うには、その話し合いに両者が冷静で建設的な態度で臨まなくてはなりません。
自分が冷静でいられたかをチェックするために録音するなどして、まずは自分の態度に落ち度がないか探ってみましょう。
また、いきなり「これからどうするのか?」「どうしたら学校に行けるのか?」などと問い詰めることなく、
まずは最近の世間話からはじめ、本人がどう思っているのか、考えているのかを自主的に話せる環境を作ることが大切です。
ポイントは聞き役に徹すること。
余計なことを言う必要はありません。
なぜなら、不登校の当事者自身がだれよりも悩み、苦悩しているからです。
それらを自ら話したいと思えるような環境を用意するのが理想です。
どうしても余計なことを聞きたくなってしまうという方は一度、相槌だけをする、という意識をもって会話してみましょう。
受診を提案する
不登校当事者は、多くの場合、目に見えない病気や障害を抱えているにも関わらず、周りからは理解されていません。
また、本人すら、病気や障害があることに気づかず、劣等感や自己嫌悪に陥ることも多々あります。
自分の子供が病気や障害を持っているかもしれないということに戸惑うかもしれませんが、
見て見ぬふりで苦しむのは不登校当事者である子供です。
正しい理解と医療的なサポートは必ず助けになります。
注意点として、似非科学やスピリチュアル、詐欺、陰謀論には十分ご注意ください。
この世には弱っている人間に近づいては、巧みな嘘を用いて食い物にする悪魔が大勢います。
他人がどのようなものを信じるかは自由ですが、
私は、感覚や体験に頼らず、実験・観察・統計によって検証でき、個人の思い込みに左右されない科学を信用し、正しい医学に頼ることを強くお勧めします。
↓いますぐ止めるべき疑似科学の要注意ワード
波動療法、ホメオパシー、デトックス療法、エネルギー療法、水素水、磁気ネックレス、マイナスイオン商品、オーラ診断、チャクラ調整、パワーストーン、反ワクチン
まとめ
いかがでしたか?
今回は不登校になる原因とその対策、親がとるべき行動などについてまとめてみました。
進路はどうするのか、将来どういう生き方をしたいのか、本人も親も、とても不安であると思います。
しかし、焦る必要はありません。
不登校になったからって、人生が終了することもなければ、一生不幸せになるわけでもありません。
どこをソースにそんなこと言ってるかって?

この私が元不登校引きこもりで4年過ごして中卒になった18歳だからだ!
4年間だれとも話さず親の用意した食事に一切手を付けず、1年で3600時間ネットゲームをプレイした私でも、人生に可能性を感じ、充実した人生を送れているのですから、
ちょっと不登校になったぐらいで絶望していてはもったいないです。
「まあマイマイよりマシなら大丈夫か」くらいのメンタルで、これからの将来をゆっくり考えていただきたいなと思います。
下を見て生きよう!上なんて見てたら首と心が疲れます。(笑)
この記事が不登校に悩む方々の助けになれば幸いです。
もし役に立ったと思ってくださった方はぜひ共有、拡散お願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。


コメント