はじめに

こんにちは、穏健保守のマイマイです
今回は10月24日に行われた高市早苗総理大臣による所信表明演説について、所信表明演説の概要から内容、野次にまで言及し深堀りしてみたいと思います。
所信表明演説ってそもそもなに?高市総理はなにを話したの?各党の反応は?
このような疑問に答えられる内容になっているのでぜひ最後までご覧ください。
所信表明演説って何?
所信表明演説(しょしんひょうめいえんぜつ)とは、内閣総理大臣が国会で自身の所信(考えや信念)を述べる演説のことです。
これは、国会での施政方針や重点課題について説明する、非常に重要な場となります。
所信表明演説の主な特徴と形式
- 実施される時期
所信表明演説は、国会が召集された際、特に特別会(特別国会)や臨時会(臨時国会)の開会式後に行われるのが通例です。
一方、常会(通常国会)の開会式後には、通常、施政方針演説が行われます。
ただし、過去には通常国会の冒頭で所信表明演説が行われた例もあります。
- 目的と内容
所信表明演説は、内閣総理大臣個人の所信として、国政についての基本方針や、内閣が最優先で取り組む重点課題を国民と国会に示すことを目的としています。
例えば、高市早苗総理は就任後初の所信表明演説(第219回臨時国会)において、「責任ある積極財政」を基本方針とし、物価高対策を最優先で取り組むことなどを力強く宣言しました。
- 法的根拠と慣例
所信表明演説や施政方針演説には直接の根拠規定があるわけではありませんが、帝国議会時代からの慣例に基づいて実施されています。
- 場所
通常、この演説は衆議院と参議院の本会議場で行われます。
ただし、過去には野党側の拒否により、史上初めて衆議院のみで行われた例もあります。
- その後の流れ
所信表明演説が行われた後、議席を持つ各会派(政党など)は、後日、代表者1名が代表質問(一般質問)を行います。
- 施政方針演説との関係
内閣総理大臣が国会の会期初めに行う演説には「所信表明演説」と「施政方針演説」の二種類があり、これらは区別されて扱われています。
| 演説の種類 | 実施される国会 | 目的の通例 |
| 所信表明演説 | 特別会(特別国会)または臨時会(臨時国会) | 内閣総理大臣個人の所信として、国政の方針や重点課題を説明 |
| 施政方針演説 | 常会(通常国会) | 内閣総理大臣が国会で一年間の政府の基本方針や政策についての姿勢を示す |
所信表明演説の内容
高市総理が就任後初めて行った所信表明演説は、内閣の基本姿勢、喫緊の経済対策、そして中長期的な国家戦略を包括的に示しました。
内閣の基本方針と「責任ある積極財政」の確立
- 基本姿勢の宣言
「日本と日本人の底力を信じてやまない者として」日本の未来を切り開き、「強い経済」を作る決意が示されました。 - 政治の安定
自由民主党と日本維新の会による連立政権を樹立し、「政治の安定」なくして力強い政策は推進できない、と強調しました。 - 経済財政の基本原則
「経済あっての財政」を基本とし、「責任ある積極財政」の考え方の下、戦略的に財政出動を行うことを力強く宣言しました。 - 目指す好循環
積極財政によって所得と消費マインドを改善し、税率を上げずとも税収を増加させる好循環の実現を目指します。
最優先課題としての物価高と生活不安への対応
- 経済対策と補正予算
物価高への対応として、既に経済対策の策定を指示しており、必要な補正予算を国会に提出すると明言されました。 - 税制・補助金措置
いわゆるガソリン税の暫定税率について、今国会での廃止法案の成立を期すとし、軽油引取税の早期廃止も目指します。
廃止までの間は補助金で価格引下げに対応します。 - 賃上げ支援
質賃金の上昇が定着するまで時間を要する中で、「継続的に賃上げできる環境を整えることが政府の役割」とされました。 - 給付付き税額控除
税・社会保険料負担で苦しむ中・低所得者の負担を軽減するための方策として言及し、その制度設計に早期に着手する方針を示しました。 - 医療・介護・地方支援
診療報酬・介護報酬の改定を待たずに、経営改善と従業者の処遇改善につながる補助金を措置するほか、自治体向けの重点支援地方交付金を拡充し、地域の実情に合った支援を速やかに届けます。 - 社会負担の軽減
給付付き税額控除の制度設計への早期着手や、高校の無償化・給食の無償化について来年4月からの実施を目指し、議論を進めることが示されました。
中長期的な成長戦略と「危機管理投資」の推進
- 成長戦略の「肝」
経済安全保障、食料安全保障、エネルギー安全保障、健康医療安全保障、国土強靭化対策などの様々なリスクに対応するため、官民連携で先手を打つ「危機管理投資」が成長戦略の肝であると強調されました。 - 先端技術への重点投資
「日本成長戦略会議」を立ち上げ、AI・半導体、量子、バイオ等の戦略分野に対し、大胆な投資促進や人材育成を含む総合支援策を講じます。 - 安全保障の強化(国内)
「国民のいのちと健康を守ることは重要な安全保障」という概念を示し、また、巨大災害に対する事前防災を最優先課題とし、防災庁の設立に向けた準備を加速するとしました。 - 地方活性化
地方が持つ伸び代を活かし、大規模な投資を呼び込み、地域ごとに産業クラスターを戦略的に形成する「地域未来戦略」を推進します。
外交・安全保障体制の強化
- 外交の目標
「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」と述べました。 - 日米同盟と抑止力
外交・安全保障政策の基軸である日米同盟をさらに強め、抑止力・対処力を高めることを強調しました。 - 防衛力の強化
防衛費の対GDP比2%水準を今年度中に前倒しで達成するための措置を講じると表明し、令和4年末に策定した防衛3文書の来年中の改定を目指します。 - 拉致問題
北朝鮮による拉致問題を「この内閣の最重要課題」と位置づけ、全ての被害者の早期帰国実現へあらゆる手段を尽くす決意を示しました。 - 外国人対策と治安維持
部の外国人による違法行為やルール逸脱に対しては、「排外主義とは一線を画す」としつつも、「政府として毅然(きぜん)と対応する」と述べました。
また、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)の撲滅を目指す対策の実施を掲げました。
社会保障制度改革と国家の基本構造
- 社会保障
人口減少・少子高齢化を乗り切るため、社会保障制度における給付と負担のあり方について国民的議論が必要であるとし、超党派で有識者も交えた国民会議を設置し、議論を呼び掛けました。 - 健康と医療体制
「攻めの予防医療」を徹底し、特に「女性の健康総合センター」の成果を全国展開することで、性差に由来した健康課題への対応を加速させます。 - 憲法・皇室典範
総理在任中の憲法改正の発議実現に向けた国会での議論の加速を期待する、と述べました。
また、安定的な皇位継承等のあり方について、皇室典範の改正につながる議論が深まることへの期待も表明しました。 - 昭和100周年
昭和100周年を平和の誓いを継承し、国際社会の安定と繁栄への貢献につなげる機会とする意向を示しました。
他党の反応
高市総理の所信表明演説(2025年10月24日)に対する他党の反応は、連立を組む日本維新の会からの高い評価、連立を離脱した公明党からの早速の批判、そして野党第一党である立憲民主党からの厳しい批判(先送り・後退)という、三者三様のスタンスが明確に分かれる結果となりました。
日本維新の会
藤田文武共同代表は、演説について「静かな語り口の中でも強い決意を感じる」と評価しました。
連立合意文書の中で明記された「日本や日本人の底力、再起を目指すこと」が強く表明された点を取り上げました。
合意文書に記された政策について「実現するように私たちもしっかりと取り組んでいきたい」と述べ、政権への協力姿勢を示しました。
公明党
野党として臨時国会に臨む公明党は、所信表明演説に対し、早速厳しい批判を行いました。
斉藤鉄夫代表は、「政治改革についての言及が一言もなかったことにびっくりした」と批判し、演説は「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」と断じました。
総理が冒頭で述べた「政権の基本方針と矛盾しない限り、各党からの政策提案を受け議論する」という姿勢について、「『我々(政権)の方針と矛盾すれば議論しない』と読める。これは独裁ではないか」と懸念を表明しました。
公明党は「野党として、与党である自民と維新に意見を申し上げていくことになる」と述べ、対決姿勢を鮮明にしました。
立憲民主党
立憲民主党は、演説全体を「先送りと後退の所信表明だった」と厳しく批判しました。
野田佳彦代表は、高市総理の所信表明演説を「先送りと後退の所信表明だった」と断じました。
物価高対策として、自民党が夏の参院選で公約に掲げた現金給付を取りやめると宣言した一方、代替策の中身がないことを指摘しました。
高市総理が掲げる「責任ある積極財政」路線は、物価高対策とは矛盾するとして、基本的な矛盾を追及していく考えを示しました。
与野党が年内廃止で合意していたガソリン暫定税率について、演説では「今国会での廃止法案の成立を期す」という表現にとどまったことから、野田代表は「完全に後退した」と非難しました。
防衛・安保分野が一段と強く打ち出された印象だとして、「これまでブレーキ役を担っていた公明党に代わり、今後はわれわれ野党第1党がしっかりとブレーキ役を果たし、中道改革の立場からチェックをしていく」ことが重要になるとの見解を示しました。
外国人政策などについて、総理が「言葉を選んでいても、実際の具体的な運営、運用は、よくチェックしないと危ない政権だ」と述べ、警戒感をあらわにしました。
国民民主党
国民民主党の玉木雄一郎代表は、演説について「強い気持ちは伝わってくるものだった」と好意的に受け止めました。
「経済政策の大きな方向性については、我々(国民民主党)と重なるところがある」とした上で、「応援するところは応援し、足りないところはしっかり補っていきたい」と、政権への協力姿勢を示しました。
【コラム】公明党何言ってんの?立民の野次議員は全員出禁で!感想

どうも、怒り心頭のマイマイです!
まず!公明党代表の斉藤鉄夫はまじで何言ってんの?
そりゃあ与党として民意を反映させるために政権の基本方針を優先するのは当たり前だろうが!
さらに言えば、「政権の基本方針と矛盾しない限り、各党からの政策提案を受け議論する」と、カスみたいな支持率のお前らの意見も取り入れるって言ってるんだから感謝しろって話。
調子乗り過ぎだよね、なにが独裁だ。独裁の意味知らんのか?
今まで連立を組んでさんざん自民から甘やかされていたからここまでつけあがることになったのだろう。
その点、国民民主玉木氏の反応は妥当で良いものだったと思う。
「応援するところは応援し、足りないところはしっかり補っていきたい」
これが正常な反応。
そして立憲民主党の下品で無秩序な野次について。
水沼ひでゆき(千葉4区)
岡田悟(兵庫7区)
名前をよく覚えておきましょう。
統一教会や裏金など、関係のない野次を叫び続け、国会が「国権の最高機関」であるにもかかわらず、その品位を貶めた許されざる行為です。
こいつらをつまみ出せるようにする法がいるように感じました。
額賀福志郎衆議院議長が一言も制止しなかったのも違和感しかないです。
なんのための議長なんですか?
「静粛に」の一言も言えない議長なんていらないでしょ。
今回、文字起こししながら所信表明演説を最初から最後まで丁寧に拝聴しましたが、
野次がノイズでしかなく、高市総理が苦笑いを浮かべるしかないような場面もありました。
最後に、本来メインである所信表明演説の感想を述べて締めようと思います。
高市総理になったときに一番心配であったのが、経済政策でした。
今回の所信表明演説で述べられた「責任ある積極財政」「世界の投資家が信頼する経済」というように、責任と信頼を重視すると感じられ、
無責任なバラマキと財政出動で世界の投資家の信頼を失ってしまうのではないかという懸念はひとまず払拭されたと感じました。
憲法改正、皇室典範などの、保守的な文化政策については、もとより支持していたのでこれからも期待しながら応援していきたいと思います。
公明はもうだめ、野次議員は出禁、高市総理に期待、ということで今回は締めたいと思います。
参考になった、面白かったと思ってくださった方は、ぜひ共有、拡散お願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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